Felt Report

『FELT』という言葉は、ギリシャ語FULZEN「結合させる」という語源からきているといわれています。 フワフワの羊の毛と毛が絡み合って~縮んで~ギュッと固まってできるフェルト。
これはいわゆる、繊維と繊維を結合させたものです。
羊毛自体で絡み縮んでいく構造上の性質は、他の素材(綿・麻・絹など)には無いものですから、織り、編み、組み等の工程を飛び越え、繊維からダイレクトに布や立体造形物を作ることができます。

歴史的には、最古の技法と言われ、羊文化圏では太古の頃より、身にまとう物、帽子、靴、カーペット敷物、そして家屋(遊牧民のゲル、パオ)に至るまで、人間を護るためにフェルトは生活に取り入れられてきました。
現代では、寒さから身を護るためのフェルトだけではなく、生活を楽しむフェルトとしてファッションからインテリアそしてアートまで、季節を問わず幅広く取り入れられるようになってきました。

フェルトが何処でどんな風に使われているのか?!世界にはどんなフェルトが存在しているのか?などなど。
フェルトにまつわる色々なことをFelt Reportでお伝えしていきます。

Rub Sheep

Rub Sheep

こするヒツジより硬く!より綺麗に!フェルトを作る為の道具です。 擦ったり、シワを伸ばしたり、手だけでは形が造り難い作業に便利です。また、手に力が入りにくい方にも最適です。     例えば・・・帽子やバッグを木型に入れて成形する時。ルームシューズの丸みや底面をしっかり縮めて形を出したい時。もっと硬く縮絨したい時。生地の輪郭を整えたい時 ◉ 使用方法 毛をこそげ落としたい時は直接擦り滑らかな表面を作りたい時はビニールにくるんでご使用ください。...

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その時フェルトはできた!

その時フェルトはできた!

聖書の創世紀に出てくる「ノアの箱舟」にまつわるお話です ノアと家族そして大切な家畜たちは、神様のお告げにしたがって洪水がやってくる前に急いで舟に乗り込みました。大切な家畜の中には羊たちもいました。箱舟の中は狭い場所ですから、羊たちは動く度に、そして体がすれ合う度に毛が床に抜け落ちました。その羊毛の上を押し合いへし合い羊たちは足踏みし、おしっこをし、また足踏みし、という様に床の毛は、暖かい尿と羊のひづめとで航海中踏みつけられ続けました。やがて洪水も納まり漂いついた地にノアは家畜たちを降ろしました。...

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