2026 AUTUMN PROGRAM

Thinking Through Making

つくることを通して考える

素材に触れ、技法を学び、試してみる。
そして、その先にある「自分ならどうつくる?」を考える。

FULZEN LABでは、完成した作品だけでなく、そこへ向かう思考と発見のプロセスを大切にしています。
2026年秋は、フェルトを中心に、バスケタリーやコラージュなど、素材やジャンルを越えた講座を開催します。

SCULPTURAL FELT|彫刻的フェルト
平面から立体へ。型紙・縮絨・成形を学びながら、フェルトだからこそ生まれる自由な造形を探ります。

BASKETRY|バスケタリー
編む、組む、つなぐ。「持つ・包む」という視点から、素材と構造、身体とモノの関係を考えます。

FELT RESEARCH|FELT研究クラス
技法を答えにせず、自分の問いから試作と実験を重ね、それぞれのフェルト表現を深めます。

ATSUKO SASAKI WORKSHOP
独自の造形世界をもつATSUKO SASAKIさんを迎え、作家の視点と制作プロセスに触れる特別ワークショップ。

COLLAGE|コラージュ
切る、重ねる、組み替える。イメージを手がかりに、自分の内側にある感覚や発想を可視化していきます。

 

技法を身につけることから始まり、
自分で考え、自分のカタチを生み出すことへ。

研究室に参加するような気持ちで、
それぞれの「つくる」を探しに来てください。

 

彫刻的FELT 基礎編

造形基礎&オブジェな帽子


BASKETRY

持つことをデザインする


FELT 研究クラス

MY TEXTURE ― 心が動くところから、フェルトをつくる


ATSUKO SASAKI

Let’s make mashroom BAG!


彫刻的FELT 基礎編

造形基礎&オブジェな帽子2day’s 


 

日程 2026年  9/27・ 11/1・ 11/22・12/12 & 13 or 17 & 18・ 1/24
(計6回 12月はどちらかの日程を選ぶ)
オプション補講:9/26 ・10/31(土曜)
時間:10:00~16:00
受講料 ¥ 78000

オプション補講:¥25000

材料費  使用する材料により別途

会場  神奈川県

 

 

― フェルトだからこそできる造形 ―
もっと大きく膨らませたい。
もっと入り組んだ形をつくりたい。
ひだやうねり、有機的に立ち上がるフォルムを自由に生み出したい。

そんな立体表現を可能にするのが、フェルトならではの「縫わずに袋状をつくる技法」です。

羊毛は縮むことで一枚の布となり、縫い目のない立体をつくることができます。
古くから帽子やバッグ、靴などに用いられてきたこの技法を応用し、本講座では彫刻的な立体表現へ発展させるための基礎を学びます。

縮絨率の考え方
型紙のつくり方
平面から立体へ成形する方法

さらに、「型紙と成形にプラスα」の考え方を取り入れることで、通常のフェルト制作では難しかった複雑な構造や大きく膨らむ形、有機的なフォルムへと発展させるためのアプローチを体験します。

 

今回のカリキュラムには〈オブジェな帽子〉も取り入れています。
帽子は「かぶるもの」であると同時に、立体造形を学ぶための優れた教材です。
頭のサイズから逆算して型紙を設計し、縮絨をコントロールしながら立体をつくるプロセスは、そのまま彫刻的フェルト制作とつながっていきます。

縮絨後は、摘んだり、折り込んだり、ひだを寄せたりしながら形を育てます。
その手の動きは、板状の粘土を彫刻す
るような感覚に近く、素材との対話の中から思いがけない形が立ち上がってきます。

この講座では、技法だけではなく、「形を生み出していくための考え方」を身につけ、
自分が思い描く立体へ近づくための造形力をサポートしていきます。

 

この講座で学ぶ基礎が、その先の自由な立体表現へとつながっていきます。

 

この講座はこんな方におすすめです
フェルトで立体作品をつくってみたい方
帽子づくりの基礎を学びたい方
彫刻的フェルトに挑戦したい方

 

★型紙を自分でおこすことが初めての方は、
オプション補講: 9/29&10/31を合わせて受講をお勧めします。
12月の A or Bどちらかの日程を選択
A:12/12 & 13(土・日)
B:12/17 & 18(木・金)

 

 

(FULZENM LAB初回参加の方は、一括のお振込でお願いいたします。受講歴のあるの方は分納可能です。)

 

BASKETRY


持つことをデザインする

 

日程 2026年     9/12(土) 
時間:10:00~16:00
受講料 ¥15000

材料費 別途

講師  高宮紀子 バスケタリー造形作家

メッセージ
付属品としての「持ち手」に光をあて見直してみることで、機能的な面だけでなく、新たな造形的可能性を探れるのではと考えます。今までになかった技法・素材の新しい使い方を探求する楽しい時間になればと思います。

 

 

バッグをつくるワークショップではありません。
「持つ」という行為を見つめ直す研究です。
バッグをつくる前に「持つ」ということについて考えてみませんか。

持ち手は、ただ物を運ぶための部品ではありません。
身体とものをつなぐ場所であり、
使い心地を決める構造であり、
作品の印象を左右する大切なデザインです。
手に持つ。
腕に掛ける。
肩に下げる。
抱える。
持ち方が変われば、形も変わります。

今回のCARRYING LABでは、長年バスケタリーの造形に取り組まれてきた高宮紀子さんを講師に迎え、木の皮や枝、針金など、線状の素材を用いて「持ち手」そのものを探究します。

素材に触れ、
素材の動きに耳を澄ませ、
手を動かしながら形を探していく。
最初から完成形を目指すのではなく、素材との対話を通して、持つための構造を見つけていきます。

フェルトやバスケタリーを制作される方はもちろん、異素材との組み合わせに興味のある方、ものづくりの発想を広げたい方にもおすすめです。

今回のワークショップは、〈持ち手〉をテーマにした第一弾。
秋には第二弾として、〈持ち手と本体の間〉をテーマに、接続や構造について探究するワークショップを予定しています。

持ち手を考える。
持ち手をデザインする。
持つことをデザインする。
ものづくりの視点が変わる一日をご一緒しましょう。

高宮紀子プロフィール
バスケタリーの方法で造形作品を制作。出版や講習を通して植物の繊維の使い方や編む楽しさを伝えている。縄文時代の出土かごの復元や圧痕の組織を製作するプロジェクトに参加。2025年7月誠文堂新光社より「自然素材を編む」を出版。

 

 

(FULZENM LAB初回参加の方は、一括のお振込でお願いいたします。受講歴のあるの方は分納可能です。)

 

【FELT研究クラス】

MY TEXTURE
― 心が動くところから、フェルトをつくる

 

日程 2026年   10/ 25・ 11/29・  12/ 6・1/17・2/14・3/28 計6回
時間:10:00~16:00
受講料 ¥ 75000

材料は各自持参

会場  神奈川県

 

 

MY TEXTURE ― 心が動くところから、フェルトをつくる。
「これ、好き」
「この不思議な縮み方が気になる」
「なぜかわからないけれど、触っていたくなる」

感じる → 見つける → 考える → デザインする → 試す → 自分の表現にする

自分の心が反応したものを追いかける。

すると、テクスチャー研究が単なる技法研究ではなく、
自分が何に惹かれ、何をつくりたい人なのかを発見する研究になります。

秋期は、自分の表現の種を見つける講座としてスタートします。
「自分は、どんな質感に惹かれるのか」
「どんなフェルトをつくりたいのか」
つくって、触れて、観察する。
気になるものを見つけたら、もう一度試してみる。

なぜこうなったのか。
もっと薄くしたら?
もっと縮ませたら?
違う素材を組み合わせたら?

偶然生まれた表情も、ひとつの発見です!
その発見を手がかりに、素材を選び、考え、試しながら、自分のテクスチャーへと発展させていきます。
つくりたいフェルトを、自分でつくれるように。

 

制作したフェルトや試作、素材、制作データ、
そこから得た発見や気づきを整理し、
これからの制作の選択肢となる
自分だけのTEXTURE FILEにまとめます。
作品形式は自由です。

 

最初は「この質感、なんだか好き」だったものが、最後には「これが私のフェルトです」
になるところまで。

最終発表は、TEXTURE FILE+自分がデザインしたフェルト+短いプレゼンテーションの
回となります。

 

※フェルト制作経験者対象。対面での講座です。
※フェルトアートワーク、FULZEN LABの受講経験がある方に限り、オンラインでの参加も可能で
す。

(FULZENM LAB初回参加の方は、一括のお振込でお願いいたします。受講歴のあるの方は分納可能です。)

 

 FULZEN LAB 特別招聘WS

ATSUKO SASAKI ワークショップ
Let’s Make Mushroom Bag !

 

日程 2026年   10/ 23(金) 10/ 24(土)  計2日間
時間:10:00~16:00
受講料 ¥ 40000

材料費 別途

会場  神奈川県

 

 羊毛から、少しずつ形を育てていく二日間。

私が大切にしているのは、「作る」ことではなく、「生まれる」こと。
羊毛と向き合い、自分の手から生まれるかたちを楽しみながら、世界にひとつだけのバッグを制作します。

その時間の記憶もまた、あなたの作品になるはずです。

ATSUKO SASAKI

国際的に活動されている美術家 ATSUKO SASAKIさんを招いてFELT WSを行います。
羊の原毛を手作業のみで摩擦、圧縮し、限界までフェルト化した作品を制作されています。
いつもとは違う手の動き、新しい視点からのモノ造りを体感してみて下さい。

ATSUKO SASAKIさんの作品を見つけたとき、思わず画像を拡大しました。
フェルトだったからです!

羊毛を縮めて形をつくる技術ではなく、その先にある表現。
素材が持つ力と作り手の感覚が結びつき、ひとつの作品として立ち上がっている姿に強く惹かれました。

FULZEN LABでは、フェルトを学ぶだけではなく、フェルトを通して何を表現できるのかを探っています。だからこそ今回のワークショップでは、技術を教わること以上に、「美しいフェルトとは何か」を参加者のみなさんと一緒に考えてみたいと思いワークショップを企画しました。。

 

〈ひたすら擦る。〉
ローリングをせず、手だけで羊毛をフェルト化していく。
単純な作業の繰り返しなのに、その時間は不思議なほど豊かです。
素材の変化を感じながら、自分の感覚に耳を澄ます。
羊毛と向き合うことは、自分と向き合うことなのだと改めて感じました。

バッグなのか、彫刻なのか。
使うものなのか、作品なのか。
そんな境界さえ軽やかに飛び越えていくSASAKIさんの考え方は、私達がフェルトアートワークで大切にしていることと深く響き合っていました。

同じ型紙から生まれたバッグ。
けれど、手の動きによって、それぞれ異なる表情を持った作品になりました。
「全員同じ形を作ったのに、このWSで持ち帰ったものは人それぞれ違う!」
技術を超えた先にある表現へ。
「フェルトをつくることは、自分を知ること。」
羊の毛を思考し、感じ、表現する素材”へ!

ATSUKO SASAKI
プロフィール
1967 岐阜県生まれ
1990   愛知県立芸術大学 絵画専攻 油画科卒業
1992 愛知県立芸術大学 油画科 大学院修了
1993 同大学院美術研究科修士課程修了
1999 アートの視点から考える羊毛フェルト作品制作開始
以降、国内、海外で展覧会を開催
2014  オーストラリア等でワークショップを開催

http://www.atsuko-art.com/
https://www.atsukolab.com/

 

単発講座ですので、一括のお振込でお願いいたします。
お申し込みのありました方から、参加確定とさせていただきます。

お申込みは、このHPコンタクトページよりお願いいたします。

 

お申込みは、講座名を記載してコンタクトページよりお願いいたします。

申込みされた方から、講座カリキュラム詳細をお知らせいたします。