単発講座で学ぶフェルト!
ナチュラルな羊の毛のラグから~膨らみや入り組んだ形を表現できる彫刻的なフェルトまで
フェルトの幅広い手法を学んで体験できる内容を企画しました。
連続した時間の中で集中してフェルトづくりができるのは、夏期単発講座です。
フェルトの基本を集中して学びたい方へ
FELT基礎講座
羊の毛が固まって、姿形が変わる驚きと楽しさを!
一つの型紙から、たくさんの形を作り出します。
羊と羊の毛が大好きな方に
フリースフェルト
古民家での開催を予定しています。
立体的な形のフェルトが好きな方へ
彫刻的フェルトでつくるオブジェな帽子
昨年の応用編として、フェルト生地のテクスチャーを楽しみながら帽子に仕立てていきます。
以下3つの講座をご案内いたします。
FELT基礎講座/フェルトのカタチ
フリースフェルト
彫刻的フェルトでつくるオブジェな帽子
FELT基礎講座
袋状から造るフェルトのカタチ
日程:8/ 3 & 4(木・金)2日間
時間:10:00~17:00
受講料 ¥ 27000
材料費 ¥ 2000
講座では・・・
羊毛繊維のセッティング方法と袋状フェルト技法の基礎を学びます。
フェルトは繊維と繊維が絡み合って密な塊りになり、縫わずして生地を繋いでいくことで、袋状のフェルトを作ることができます。そこから、フェルトの特性であるいくつかのことを利用して、平らな袋状フェルトから色々な形を作り出せることを体験していきます。
今回は、参加者が同じ形の型紙からスタートし、各自の造作で形が変化していくのを観察しながら、フェルトで多種多様なカタチをつくることができることを体感してください。
フリースフェルト
ステイプルを生かしたラグ作り
日程:8/24 & 25(木・金)2日間
時間:10:00~17:00
受講料 ¥ 27000
材料費:別途(使用量により変わってきます。
¥ 3000~¥ 5000位)
講座では・・・
フリースから作るフェルトは、羊をそのまま体感できるフェルト作りです!
洗っていない毛、ほぐしていない毛の状態から、ラグ作りを行います。
羊の毛は毛刈されると、一枚のコートのように繋がっていて、これをフリースと言います。(どれくらい繋がっているかは、毛刈り職人さんの腕にもよるのですが・・・)
その羊の毛は、自然の中で生息している為、おしっこやウンチそして葉っぱや土などがついていて、グリージーと呼ばれる状態の毛ですが、工場できれいに加工された羊の毛とは違い、ひと房ひと房の毛の状態がはっきりわかり、羊の毛質と特徴を実感できます。(羊好きにはたまらない体感です!)
フリースフェルトのラグは、一見シープスキンの様ですが、毛の根元が皮ではなく、フェルトで接続していくので、毎年同じ羊さんから毛を頂き作ることができるSDGなモノです。
羊の毛が姿形を変えていくプロセスと、フェルトの手触りを楽しんでください!
今回は、大好きな牧場の最後の出荷の羊の毛です。(昨年の毛刈り羊毛)
量に限りがありますので、定員を5名とさせていただきます。
フェルト作り初心者の方でも受講可能です。
今年は、古民家での開催です。
ゆったりしっかり縮めてまいりましょう!
彫刻的フェルトでつくるオブジェな帽子
ダブル生地➕異素材を取り入れたテクスチャー編
満席の為、キャンセル待ちの受付となります。
日程:2023年 8/31 & 9/ 1 & 9/ 2(木・金・土)3日間
時間:10:00~17:00
(9/ 2のみ 10:00 ~ 15:00)
受講料 ¥ 35000
材料費:¥ 3000位(メイン羊毛は各自持参)
講座では・・・
彫刻的フェルトと帽子作りを合わせて学ぶ講座です。
平らな袋状フェルトから、より立体的に膨らみを持った形を造るのに必要な、型紙の増殖方法と成形方法を学びます。
今回は、帽子として被る部分をダブル生地でつくることから、その為の型紙作りからスタートします。
加えて、生地のテクスチャーを楽しみたいので、異素材の布などを取り込みながらつくっていきます。
羊の毛のフェルトは粘土の様に形を立ち上げることができ、形状保持できる特質を持っている素材です。
一旦形を造ったら、その形をキープすることができる事から、伝統的な帽子などにフェルトが使用されてきました。(もちろん寒さから身を守るためでもありますが。)
講座では、型紙に工夫を加え、形を造っていき、その形を保持した「オブジェな帽子」を各自のデザインで制作していきます。今回は、ダブル生地用の大きな型紙から、しっかりと縮絨させてフェルトをつくること、異素材の布を入れ込むこと、そして何より形を造りだす時間をしっかり取りたいことから、少人数制での3日間の講座としました。
使用する羊毛は基本的に持参していただきます。その他材料は別途費用がかかります。
フェルト作り経験者 が対象です。
経験が浅い初心者の方は、事前に基礎講座の受講をお勧めいたします。
※ 申込みされた方から、講座カリキュラム詳細をお知らせいたします。
- 開講に際しては、手指の消毒、検温、マスク着用のご協力をお願いいたします。 そして、教室内ではソーシャルディスタンスを保ち、感染防止対策に努めて参ります。